近藤浩治

プロフィール

作風

1961年生まれ、愛知県名古屋市出身。
幼少期から高校生にかけて、地元の音楽教室でエレクトーンを慣れ親しむ。
その他、ポップスやジャズ、ハードロックなど様々なジャンルに影響を受け、練習やコピーバンドを組んでいた。
特に感化された人物は、ジャズサクソフォーン奏者の渡辺貞夫としている。

大阪芸術大学芸術学部芸術計画学科に進学した後、当時シンセサイザーやゲーム音楽の作曲に興味があったことに加え、友人の勧めも重なり、任天堂の初となる専属のサウンド担当者の募集に応募。
1984年に入社してからは、『デビルワールド』をデビュー作に、『スーパーマリオブラザーズ』や『ゼルダの伝説』の作曲を手がける。

ゲーム画面と音楽がうまくマッチングするよう、ゲームの開発初期段階から開発スタッフと関わることを大切にしていた。
また、『スーパーマリオブラザーズ』のテーマ曲として知られる「地上BGM」に代表されるように、シンプルかつ印象的なメロディは世界的にも評価されており、ポール・マッカートニー、下村陽子がファンまたは尊敬する人物として近藤浩治の名を挙げている。

作品

1. 任天堂
   • 1984年　ゴルフ
   • 1984年　デビルワールド
   • 1985年　サッカー
   • 1985年　スーパーマリオブラザーズ
   • 1986年　ゼルダの伝説
   • 1986年　謎の村雨城
   • 1986年　スーパーマリオブラザーズ2
   • 1987年　夢工場ドクドキパニック
   • 1987年　ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島
   • 1988年　スーパーマリオブラザーズ3
   • 1990年　スーパーマリオワールド
   • 1990年　パイロットウイングス
   • 1991年　ゼルダの伝説 神々のトライフォース
   • 1992年　スーパーマリオUSA
   • 1995年　スーパーマリオ ヨッシーアイランド
   • 1996年　スーパーマリオ64
   • 1998年　ゼルダの伝説 時のオカリナ
   • 2000年　ゼルダの伝説 ムジュラの仮面
   • 2002年　スーパーマリオサンシャイン
   • 2015年　スーパーマリオメーカー
2. スクウェア・エニックス
   • 2011年　いただきストリートWii（サウンド監修）